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失敗事例と成功術(その3)

 コロナ・ウイルス感染の蔓延化で、いつ収束するのか不安な毎日です。高齢者優先のワクチン接種にしても、いつ自分のところに回ってくるのか、ほとんど公的な情報もなく、不安ばかりが募っている今日このごろです。

 この間、婚活における失敗事例とその成功術の紹介をしてきていますが、今回は、その第3回目です。男性の方に多いのですが、婚活の発達段階(進展段階)を無視して、自分勝手な行動をとって、婚活に失敗している人が多くて、びっくりしてしまいます。*私の専門分野(家族社会学)の学説では、婚活開始段階から成婚に至るまでには6段階の発達段階があると考えられています。

 失敗事例とは、お見合い後、交際を承諾してくれたお相手(女性)に対して、すでにいかにも親しくなってしまったような感覚で勘違いをして、最初から馴れ馴れしく振る舞う男性がいかに多いかということです。婚活には、段階があります。階段のように一段ずつ上がっていくということです。それぞれの階段には達成課題があります。親しげに寄り添えるようになる以前には、まず互いをよく知るという段階があります。その第一段階目は、同質性あるいは類似性の確認の段階です。互いが同質あるいは類似であること、つまり共通している側面を数多く確認し合う段階です。そのプロセスをとおして確認の度合いが高まるに連れて親しくなっていきます。

 この類似性の確認という課題は、半永久的に続きますが、ある程度の達成があれば、次には親密性の確認の段階に入ります。これらの段階の前後を決して間違えないことです。そして次の第2段階目には、親密性の確認の達成が期待されますが、次回にその段階について紹介しましょう。

泉北情報センター・野々山久也